さて、元AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏に関して「日本にはスティーブ・ジョブズは生まれない」と言う趣旨の議論がTwitterで展開されていましたので、このテーマに関してご興味ある方が居るのでは?と思い、私なりの意見をご紹介したいと思います。
ジョブズとは?
まず「ジョブズが生まれる」と言う定義ですが、Twitter上での議論の文脈から読み取るに、
部下から恐れられ、嫌われながらも、圧倒的な経営手腕を持ち、世界一のCEOと呼ばれ、世界一の企業を作りあげる事が出来るような人間の事を指していると予測します。
そして、「日本にはジョブズが生まれない」と言う理由として挙げられていたのが、「日本では、ジョブズのような人間は周りに潰されてしまう」と言う理由でした。
この「ジョブズが生まれる、生まれない論争」結局は確率の話しであって、今後またイチローのような選手が日本から出るか?と言うお話しと同じで、ジョブズのような世界的に崇められる経営者はそもそもどこの国であろうと生まれる確率は低くて、起業大国アメリカですら今後、ジョブズ級の経営者は生まれないかもしれません。
ただ、日本と言う国でジョブズのような経営者が生まれる確率は再びアメリカで生まれる確率よりも低いと言えると思います。
日本でジョブズが生まれにくい理由:
・ビジネスに関わる人間、起業家の母体数がアメリカの方が多いので、より少ない日本で生まれる確率が低い
・日本は集団主義性がアメリカよりも強い国なので、他と違う事をする事が難しく、「Think different」の信念を大事にしていたジョブズのような、集団から外れる道を選ぶ人間(人と違う事をするのは大きな成果を出す一つの方法)はアメリカよりも少ない。
と言う人口と文化的な理由により、ジョブズのような人間が生まれる確率と言うのはアメリカと比べると少ないでしょう。
結論、ジョブズのような人間が生まれる可能性はあるでしょうが、確率は低いと言う事で、皆様はどう思いますか?