ヒトラーとホロコースト ►「悪とは?」そして共感力の大切さについて(動画付き)

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ニュルンベルク軍事裁判」

と言う第二次世界大戦ナチス軍敗北後の戦争犯罪を裁く軍事裁判を描いた海外ドラマのワンシーンで、軍事心理学者である男が、検事に「悪の元凶は何か?」と説明する一幕がございました。

「悪とは、共感力が無い人の事を言う。ホロコーストヒトラーを筆頭にしたユダヤ人の大虐殺)の主犯格と言える被告人達に共通しているのは、他人の気持ちや痛みを理解する、共感力が無かった事だ」

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ビジネスで共感力が大事な理由とは?

さて、ビジネスでは共感力が大事と言われる事が多くあります。

何故なら、ビジネスはお客さんありきの物であり、お客さんを如何に幸せにするか?と言う事でビジネス自体の成功が大きく左右され、お客さんを幸せにする一つの方法が、共感力を持って相手の痛み悩み問題を感じて理解し、それを解決する事にあるからです。

そして、ビジネスで無くとも、人間は社会的動物(他人と頻繁に交流する)であるがゆえ共感力は大切になり、相手の気持ちを考える、相手の立場に立つと言う事で、人間関係をより良い物にし、より人生を豊かにする確率をも高めるでしょう。

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共感力を手にする4つの方法:

1.フィクション物を読む、観る(色んなキャラクターの立場から物事を見れる)

2.ボランティア活動をする

3.聞き上手になる(聞き上手になる方法の動画参照)

4.無理やりにでも他人に興味を持ち、会話をする(他人との交流回数を増やし、色んな意見や考えを聞く)

と言うように、他人と関わったり、他人の目線から物事を見る過程を通して、共感力と言うのは育つらしいです。

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大量虐殺が行える理由:

さて最後に、「ニュルンベルク軍事裁判」のワンシーンに戻りまして、「どうしてナチスとドイツ国民達にはホロコーストのような非情な大虐殺をする事が出来たのか?」と言う理由を軍事心理学者は:

「ドイツは文化的に「やれ」と言われた事をやる国である。親であれ、先生であれ誰であれ、権力者には異論を唱えずに「従う」と言う教育がされている。だから、ヒトラーが「ユダヤ人を虐殺しろ」と言えば、疑問を持たずに国民は遂行する」
「そして、プロパガンダ(政治的な宣伝)。ホロコーストが起こる前に、ドイツでは「ユダヤ人は人間では無い」と言う宣伝活動が年単位で行われており、そこで政府が「劣等人種であるユダヤ人を抹殺しなければならない」と言えば、国民は従う」

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歴史は繰り返されている?

日本でも数々あったとされる戦争犯罪。

日本もドイツと同様に、権力者の言葉には疑問は持たずに異論も唱えないと言う文化、教育があり、一歩間違っていれば、ホロコーストのようなジェノサイド(大量虐殺)を起こしていたかもしれません…

最後に、会社が一国だとして、その国の王であるあなたは気に入らない民が居れば、虐殺(解雇)しますか?

もしくは、あなたがその国の民だとして、優秀で成功している他の民が居たら、嫉妬し、蹴落とす事(社内政治)に力を注ぎますか?

ビジネスが現代の戦争なら、戦争犯罪は繰り返されている?…歴史を学ぶ事で、「誰も歴史から学んでいない」と言う事に気が付いたような、そんな気がしました…あなたはどう思いますか?

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